正しいウォーキングのやり方

ウォーキング

高齢者の方が手軽に始められるスポーツといえば、ウォーキングが思い浮かびます。ウォーキングは、体力レベルの低い人や運動不足の人でも気軽に始められます。「健康づくりのために何か運動でも」と思っている方は、とりあえず歩いてみてはいかがでしょうか。

 

ウォーキングについて、長く楽しむための注意点をまとめてみました。

 

・トレーニング量の管理は距離ではなく時間で行う

 

距離を目安にすると、距離を増やすことが目標になりやすく、ウォーキング自体が重荷になりがちです。

 

歩く時間を目安にして、体調のよい日は速く歩き、悪い日はゆっくり歩くようにして、その日の体調にあわせて調節するのがよいでしょう。
ただし、時間を決めたからといって「あと何分(もある)」と時計ばかり見ているのは返って逆効果です。

 

 

・できるだけ芝生や土の上を歩く

 

膝やかかとへの負担を減らすため、舗装路はなるべく避けましょう。森林公園や運動公園の利用をおすすめします。公園までの行き帰りには自転車を使うのもいいでしょう。

 

 

・身体の左右のバランスを崩さない

 

身体の左右のバランスを崩したまま長時間歩くことで、骨格のゆがみが生じ、膝や腰を痛めかねません。肩に掛けるショルダーバッグなどは、左右のバランスを崩す原因になりますので、デイパック(リュックサック)を使うようにしましょう。

 

また、道路は真ん中が上がり左右にかけて下がっていることが多く、微妙に傾斜しています。同じ方向に傾いた道を長時間歩くことで身体のバランスも崩れやすくなります。行き帰りで違う傾斜になる道になるよう工夫しましょう。